杉本博司 歴史の歴史
今日は研修ということで、金沢21世紀美術館へ行ってきました。
ブルータスで特集されていた「杉本博司 歴史の歴史」を観に行くためです。
わたし自身は杉本氏の前知識を全く入れず、今日はじめて知りました。
ブルータスで目にはしていましたが、21世紀美術館で目にするまでシナプスがつながってない状態でした。
今日行ってよかったです。
まるで舞台を観た様な。
まるで一本の映画を観たような。
そんな感覚を覚えました。
何度か美術館に行ったことはありますが、あのようなストーリー性があるというか・・・
世界観に引き込まれていくような展示の仕方を感じ取れたのは初めてでした。
一点一点の展示作品のもつ意味もさることながら、全て観て回って最後の展示室で全ての意味というか世界観が理解できる気がする。
なんか氷が解けるような感覚になりました。
最後の部屋で
「アートとは技術のことである。 目には見ることの出来ない精神を物質化するための。」
という杉本博司氏の言葉の意味が解ります。
また「歴史の歴史」ってタイトルの意味も胸に染み渡っていきます。
この週末。 21世紀美術館に行かれてみてはいかがですか?!
by ecru-societe | 2009-01-23 00:13 | 美術 | Trackback | Comments(0)