愛情への対応
でも、愛情には大抵くっ付いてくるものがあって、それが眼を曇らせるのだろう。
その大抵くっ付いてくるものとは「WANTS」だ。
もちろん、愛情の発信者の経験や環境や状況などからの選択として、湧き上がってくる感情(WANTS)なんだと思う。
例えば・・・
「勉強しておけば、今後のあなたの人生の糧になる」という発想から・・・
「勉強をしなさい!!(勉強して欲しい)」という発信になる。
もちろんこれは愛だ。
例えば・・・
「子供の将来のために○○してあげたい」という発想も愛。
「WANTS」は行動を起こすときの動機となり、愛情の表現ともなりえる。
でもこの「WANTS」が愛を愛と受け止めにくくしている要因なんだろう。
本当の愛とは、無償の愛。
見返りを求めず、自分を持たず、只只人のため。
「WANTS」は自発であり、煩悩のひとつ、三毒のひとつでもある(貪)。
でも、普通の人は生き仏じゃない限り煩悩ぐらい持ってるし、それを責めることができる立派な人は一握りの方々だけだろう。
だから、愛情に色々なものがくっ付いていたとしても、その根底にある愛情に対して真正面から受け止められないことは、ちゃんとした対応が出来る人とは言えないのではないだろうか?
とは言え・・・これも結構難しい・・・。
普通のことは結構難しい。。。
by ecru-societe | 2009-08-06 11:40 | 日記 | Trackback | Comments(0)