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デザイン

「デザイナーにデザインをお願いする」

この言葉の意味が分からない人はいないと思う。
でも、この言葉の意味はわたしにとっては難しい。

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「デザインをする」ってことは一言で言うと「共感する」って言葉に近いと思う。

誰と誰が共感をするかと言うと、先ずはクライアントとデザイナー。
クライアントの要望をカタチにするのがデザインだが、そのカタチになることを当たり前だがデザイナーが「そうでなきゃダメだ!」って心の底から思えるかどうかが重要だと思う。
逆も然り、デザイナーがカタチにしたモノ(提案したモノ)に対しクライアントが心の底から「そうでなきゃダメだ!」って思う必要がある。

「デザイナーが言うから・・・」
「クライアントが言うから・・・」とどちらかが折れてカタチにするのはデザインではない。

だから、「デザインをする」ってことは「共感する」ってことだと思う。

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このことは結構誤解されていると感じる。
いや。 デザインと一言で言っても色々あるから誤解とまで言うと御幣があるかもしれない。
しかし、少なくともエクリュが考えるデザインは「共感する」と言うことだと考えている。

だから、デザイナーに任せておけばいいモノが出来てくるだろうってのはありえないし、デザイナーが決めたからそうしなきゃいけないってコトもありえない。

先ずはクライアントとデザイナーの共感から始まる。

デザイン_b0097729_1635959.jpg


「デザイナーにデザインをお願いする」

この言葉の意味はいろんな意味がある。
ただ、デザインは共感を生むためにあるもの。
デザインはコミュニケーションである。
誰にも理解されないデザインなんて存在しない。
なぜならデザインはクライアントの想いをデザイナーが共感しカタチにするところから始まるからだ。

  by ecru-societe | 2009-08-29 15:39 | Écru Société | Trackback | Comments(0)

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