デザインは共感だと思う
エクリュが良いと思うことをカタチにするのはデザインじゃない。
デザインはお客さまが良いと思うことをカタチにすること。
そこがアートと違うこと。
デザインは「やさしさ」みたいなもので、自分の良いと思う結果を押し付けるものではなく、相手の目線の先にある良いを探すことからはじまる。
そして、顕在化した相手の良いのみならず、潜在化している良いまでも見定め、その良いが自分の良いになるまで相手を理解して、最後には相手の良いに自分も共感して、そしてそれをカタチにするプロセスがデザインなんだと思う。
だからデザインは共感だと思う。
共感をひとつひとつ積み重ねて、沢山の共感で出来たおうちは優しくないわけはないと思う。
それは、例えばどんなに見た目がストイックで、COOLな表面上をしていても、そこに込められているのは「愛」だと思う。
もちろん、温かみのある癒しの空間にも「愛」が込められている。
もしかしたら、、、それはエクリュとオーナー様にしか全ては観えないのかもしれない。
オーナーさんとエクリュでひとつひとつ積み重ねた「共感」それがデザイン。
想いと想いが真正面から向かい合った結果がおうちというカタチになっていく。
そんな仕事をさせてもらえて、とても幸せだと思う。
ありがたいことだと思う。
by ecru-societe | 2009-10-29 00:00 | 住 (建築・インテリア) | Trackback | Comments(0)