百聞は一見にしかず?
ご存知ですか?(笑)
今日は以前ココでも書いた「錯視」について考えていました。
「錯視」とは、目の錯覚で動いていないモノが動いて見えたりする現象です。
↑コレは静止画です。 動画ではありません。
ココで誤った知識を持ってしまった場合。
つまり「コレは動画です」との知識がある場合。
もしかしたら目の前の絵ですら正確なことを知らずに過ぎてしまうかも知れない。
何が正確なのか?
その定義は難しいのかもしれません。
静止画であることも正確な情報ですし、動いて見えることも正確な情報でしょう。
最も正確な情報は、静止画なのに動いて見えるってこと。
さらに知識があると、どうして動いて見えるのかが理解できるのでしょう。
情報の80%以上が視覚による情報と言われています。
「百聞は一見にしかず」など目に見える情報が説得力があり、最も正確な情報であるかのように思われがちですが、デザインの仕事をしていてすごく感じることがあります。
それは、目に見えるモノの中にはフェイクもあり、正確な情報を得にくいと感じるのです。
そこで重要なのが知識です。
目先のフェイクにごまかされないためにも、ちゃんとした知識をつけ、曇りなき眼で見定める。
そのために知識が必要なんだとつくづく感じます。
もちろん、知識だけが目に力を宿すことが出来るファクターではありません。
感性も知識以上に目に力を宿す可能性を孕んでいます。
しかし、その感性も知識をつけることで引き上げられるのだと思います。
1月23日(土)~25日(月)10:00~18:00には丹生郡越前町(旧織田町)にて「食粋の家」内覧会を開催いたします。
現在、エクリュのウェブサイトで「食粋の家STORY」をご紹介しています。
「食粋の家STORY」は「食粋の家」が出来るまでのストーリーが2006年12月からまとめられています。
どうしてそのようなカタチになったのか?
そのカタチの意味が、もしかしたら単に内覧会で見ていただくだけより、違った何かが見得てくるかも知れません。
知識が観せてくれる何かは、きっとあるのだと思います。
よかったら、エクリュのウェブサイト、「食粋の家STORY」をご覧いただき、内覧会へお越しいただけたらと思います。
スタッフ一同、心よりお待ちしております。
by ecru-societe | 2010-01-16 00:00 | Écru Société | Trackback | Comments(0)