パナソニック研修 2日目 ④講習会
2日目は朝食を済ました後、ホールで講習を受ける研修でした。
内容は、パナソニックの現状と今後の方向性などについてのお話と、「低炭素社会の実現へ向けて」というテーマでお話をいただきました。
パナソニックさんの方向性としては、物売りからエネルギーマネジメント業務に重心を大きく動かしたと感じました。
・創エネ ・蓄エネ ・省エネ
をタイトルに商品開発はもちろん、仕組みなどエネルギーマネジメントを担っていかれること目指すとのお話をされていました。
その後、東京工業大学の柏木孝夫教授から「低炭素社会の実現に向けて」①低炭素社会の実現に向けた国内外の潮流 ②政治決断された「新エネ・モデル国家日本」の誕生 ③新たなエネルギーシステムとスマートグリッド ④都市エネルギー全体最適化とスマートコミュニティ ⑤エネルギーシステムのパラダイムシフト という何となくそういった構成でお話をいただきました。
化石燃料の残量は富士山を器として半分しか残っていない事。
2次エネルギー、自然エネルギーなどの利用が不可欠である事。
エネルギーは自給自足、地産地消、そしてエネルギーを都合し合うネットワークや効率よいエネルギーのやり取りを可能にするマネジメントシステムが必要となる事など、現在の政策の動きや世界の動向などを織り交ぜ、楽しくお話いただき、楽しく講義を受ける事ができました。
やはり太陽光発電や燃料電池、電気自動車などは切っても切り離せない要素で、特に住宅自身がエネルギーを生むことができ、蓄えておく仕組みを持つ事は、近い将来必須になることを容易に想像でき、しかも、急速なスピードで政策的にも実質的なものづくりの現場でも、その方向へ進んでいることを強く感じました。
以上で2日間の研修を楽しく終えることが出来ました。
これもパナソニックさん、タッセイさんのおかげと感謝しております。
ここで得た情報や知識を、よりよい住まいづくりに役立てばと考えています。
帰りのバスの中、懐かしい「琵琶湖アーバンリゾート」のすぐ横を通り、思わずシャッターを切りました。
充実した2日間でした!
by ecru-societe | 2011-02-13 11:42 | Écru Société | Trackback(1) | Comments(0)