LC ル・コルビジェ
中学生の頃だったと思う。
吉祥寺にある叔母さんのインテリア事務所に行った時。
事務所にある専門誌を見ていたら、ルイス・バラガンの写真集があった。
当時から好きだった安藤忠雄氏に勝るとも劣らない光の取り入れ方に感動して、「叔母さん!安藤忠雄ってこの人の建築を意識してるんじゃないの?!」と興奮して聞くと、叔母は「そうかもね」と空調のレイアウトを図面に落とし込みながら返事したことを覚えている。
その後、叔母の家に連れて行ってもらったら、部屋に憧れのLC1スリングチェアやLC4シェーズロングが置かれていた。
「叔母さん!これ飽きたらちょうだい!」って言ったら、「大人になったらね」とかわされた。
今日、叔母からLCが届いた。
やっと大人と認めてくれたのか?
数十年も前のLCとは思えない、まるで新品のLC。
叔母がとてもLCに思い入れがあったことが容易に感じられた。
引き継ぐ重みを感じた。
叔母さん。
ありがとう!
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by ecru-societe | 2011-12-08 00:03 | 日記 | Trackback(1) | Comments(0)
共有 ル・コルビュジエ スリングチェア LC1 ( Le Corbusier Sling Chair LC1 ) 近代建築の巨匠、「ル・コルビュジエ ( Le Corbusier ) 」による、1928年のチェア作品、LC1です。 ル・コルビュジエは、フランク・ロイド・ライト、ミース・ファン・デル・ローエと共に「近代建築の三大巨匠」として位置づけられており、建築界のピカソとも言われています。 LC1は、コルビュジエと彼の従兄弟のジャンヌレ、デザイナーのペリアンとの共同デザイン。20世紀の椅子のマスタ&...... more