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ガラス1枚に関わった方々と。

ファサードから始まった、(仮称)若杉の家ですが、そのファサードで最も重要なファクターが大きなFIX窓でした。

「コストはかかるだろうなぁ~」とは思っていましたが、それ以外に製作することがかなり大変でした。
ビルなどでもっと大きなガラスを見たりするので、きっと出来るだろうと思っていましたが、それがそうでもなく・・・
ガラスを吊り下げ支持にすると(大きなガラスは自重に耐えられないで割れてしまうので、吊るして支持します)、とんでもなくコストがかかったり、納まりが難しかったりと実現がかなり難しいことが解ってきて、他の方法を模索したりと、費用や施工方法などの検討に多くの方々のご協力と多くの時間を費やしました。
ステンレスのサッシで検討したこともありました。

ガラス1枚に関わった方々と。_b0097729_22502674.jpg


そうそう!

一般的にガラスとサッシは別々につくられたり、別々のメーカーさんだったりするので、サッシはOKでもガラスがNGだったりなど、それぞれの事情などがある為すり合わせが必要で、それも時間がかかってしまった要因のひとつです。

しかし、その辺もメーカーさんや流通さんをはじめ、多くの方のご協力を得、理想を現実に近付けていきました。

最終的には自重に耐えれるペアガラスの製作限界めいっぱいのガラスサイズが決め手で大きさが決まりました。

当初、イメージしていたガラスより小さくはなりましたが、逆に決まった大きさをもとにファサードを整えたり、機能を付加したりして、当初よりいい感じになったんじゃないかと思っています。
それもこれも協力会社さんのおかげと本当に感謝しています。

こんな風に、信頼に一生懸命応えようとしてくれる方々のおかげで、カタチが出来ていきました。
住まいづくりがこんなに幸せな体験だと・・・想像以上に幸せな体験でした。
住まいづくりの関わる多くの方々の顔が見えるところにいるからそう強く感じられたのかなぁ~。
何でもきっとそうなんですが、お住まいも例外でなく、信頼関係によって成り立ちます。
僕の好きな言葉に「無信不立」という言葉があります。
今回、自分の住まいづくりを体感して、より深くその言葉を実感しました。
また、家族やスタッフ、協力会社さん、住まいづくりに参加していただいた方々とのグルーヴ(うねり)のような感覚も覚えて、エキサイティングな体験でした!(笑)





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  by ecru-societe | 2012-03-04 22:22 | Écru Société | Trackback | Comments(0)

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