建方
昨日は建方でした。
「建方」ってご存知じゃない方にちょっとご説明。
建方(タテカタ)は上棟(ジョウトウ)や棟上(ムネアゲ)とかとも言います。
木造住宅などの柱や梁など大まかな構造体を一気に建てることを建方といいます。
一般的な木造住宅の場合は約1日で終えるのが最近では通例です。
この日は棟梁(親方)をはじめ大工さんやレッカーさんを含め10人程度の方々で一気に組上げます。
チームワークのよさの見せ所!!
建方の大まかな流れは、先ず工事の無事を祈ってお酒や塩で現場を清め、お施主様や親方から挨拶。 工務店から工事の諸注意などがあり、さいごに乾杯をして工事にのぞみます。
途中に10時ごろ休憩。 12時には昼食。 15時ごろに休憩がありますが、あとはひたすら建物の構造を建てて行きます。
大体17時ごろには組み上がり(上棟)、昔はここから直会(ナオライ)と言い、建ち上がった建物の下で宴会をしました。
現在は車で来られてお酒を飲んで帰られるとダメですし、直会を短縮して引出物で代行する方が普通となりました。
これがおおまかな「建方」の流れです。
昨日は暑かったです。
暑い日は水分だけじゃなく塩分も取らないと熱射病になっちゃうので、炎天下で働かれている大工さん達には水分と塩分を取っていただくようにお茶などの他にお漬物やオカキなど塩分が含まれているモノを取っていただきます。
この日はすごいスピードで仕上がり、16時ごろにはほぼ完成!!
お客様・関係者の皆さんお疲れ様でした!!
ちなみに、この建物の構造見学会は7月の頭に予定しています。
また近くなったらご連絡いたしますので、宜しくお願いします!!
by ecru-societe | 2006-06-21 16:33 | エクリュからのお知らせ | Trackback | Comments(0)