有給休暇
と言うか、全ての休み(産休などの一定の休暇を除く)が有給休暇なので、わざわざ有休と言わなくてもいいのです。
『有給休暇』の決まりをつくらないのは理由があります。
それは『決まり』には限界があり、その限界はこんなことにもなるからです。
仕事は成果です。
何日出社したかが価値ではありません。
ある段取り上手(マネジメントに優れている)社員がいます。
彼はイタリアへ1ヶ月間旅行へ行きたくて、自分が出社しなくても生産を上げることが出来るような状況を作ったとします。
でも、彼は有休が10日しかありませんでした。
せっかく彼がいないでも仕事が進む環境を考えることが出来たのに、イタリアへ旅行すれば20日の欠勤になってしまう。。。
もし、20日欠勤になってしまうとなると、すると彼はイタリア旅行をするために1ヶ月間あけても生産があがるようにマネジメントしたか?
多分1ヶ月間あけて生産性をあげようとも考えもしなかっただろう。
でも、マネジメントできることは価値です。
自分が出社しなくても生産性をあげるシステムを構築すること自身が価値です。
この価値を引き出すには『有給休暇』という『決まり』は邪魔なものになる。
そう考えているからです。
もっと大事なことがあります。
それは意味を忘れてしまうことです。
決まりを守れば正しいと思ってしまうこと。
決まりの為の人ではなく。
人のための決まりであることを見失うこと。
弊社には『有給休暇』という考え方がありません。
それは『有給休暇』(決まり)には限界があり、その限界はこんなことにもなるからです。
by ecru-societe | 2006-12-16 00:16 | 日記 | Trackback | Comments(0)