感受性と鈍感力
『お隣さん、冬になっても風鈴を片付けない。。。』
『すごく寒々しいくてイヤだ。』
父が少し怒り気味に言いました。
「そんなこと私は全く気にならない。」
実家はいつも綺麗に花が活けてある。
今年も床などには正月らしく綺麗に活けられた草花があった。
母はいつも自然や季節を感じ取り、家の中にもその延長を表現し、四季を楽しんでいる。
風鈴は母の季語としては「夏」でしかなく、それが「冬」にあることの違和感が父よりかなり強かった。
感受性が高いと美などの表現力は高いが、多種多様の俗世間には生きにくいのかもしれない。
鈍感力は様々な人や考え方を受け止めることが出来る飽和力となるのかもしれない。
「感受性が優れていること」を「神経質」と捉えると角が立つ。
「飽和力のある人」を「鈍感な人」と捉えると角が立つ。
悪いところは良いところ。
良いところとして捉え合うときっと幸せになるはず。
でも、それが難しいんだけど(笑)。
by ecru-societe | 2008-01-06 10:15 | 日記 | Trackback | Comments(0)