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奥行き

奥行き_b0097729_1301073.jpg沖縄に住む大学の友人が、福井に来てくれていた。

1,500Km離れた彼とは中々会えないが、いつもそんなに離れている気もしない。

いや、いつもって言うと毎日彼のことを考えているやばい関係に聞こえてしまうが(笑)。

そうではなく、例えばMIXIなどでもやり取りしてるし、年4回程度は電話で話したりもするし、話題にも出てきたりもするし、結構言葉も伝わるから、距離を感じることはあまり無い。

その彼と久しぶりに長い時間話し込んだ。

その中で子供への影響の話があった。

奥行き_b0097729_17585382.jpg彼と彼の奥さん。
わたしと、わたしの家内。

どちらも人間性や考え方にかなり相違がある。

共通の友人の中には、夫婦間で考え方が一致し、素晴らしいパートナーシップを築いているご夫婦もいるが、沖縄の友人やわたしの夫婦の関係はそういったものとは現在のところ違う部分もある。

子供への接し方などは違う。

でも、それはそれで良いことじゃないかと二人で話した。

その理由は『奥行き』があるからだ。

奥行き_b0097729_184870.jpg違いはそれだけで『価値』だ。
しかも子供の自己啓発においてはその価値を発揮する。

どういうことかと言うと、、、
家内との価値観などの違いが大きければ大きいほど、子供の選択の枠が広がるからだ。

『1』しか見せられない子供は『1』しか知らず、逆にうちや沖縄の友人のように夫婦の価値観などが『1』と『9』と開きがあると『1』から『9』までの選択肢が無限に広がる。

言い換えると、1つにまとまった団体は諸刃の刃だということだろうか。

そう慰めあった(笑)。

出来るだけ親が子に答えを見せてはいけない。
しかしこれが難しい。。。

でも、違った2人がいるから、それは可能になる。
あとはどうプレゼンするかだ。

『奥行き』のあるプレゼンが答えを見せない教育につながり、子供に悩みを生み、自我を芽生えさせることにつながるのかも知れない。
そう考えると、自分と違う家内の考え方があることは、とても素晴らしいことで、それをどう活かして行くのかが今後の課題なのかもしれない。

  by ecru-societe | 2008-01-12 18:15 | 日記 | Trackback | Comments(2)

Commented by あんしーず at 2008-01-12 23:02 x
あけましておめでとうございます。
うむむ。なるほど、「奥行き」と捉えるとよいですね。

画像、美しいですね~。
陰翳礼賛、思い出しちゃった。
Commented by ecru-societe at 2008-01-12 23:49
●あんしーずさん
今年もよろしくお願いします!!

関心があること(好きなこと)に顕在的な理由は本当のところ後付で・・・実際のところは無いと言っても過言ではなく。。。
違うからこそ関心を持った(魅力を感じた)のに、長く一緒にいると違いがウザく感じることも・・・(結局は感情・関心があるからOKだけど)。
本当はそんなこと関係なく、病める時もすこぶる時も一緒にいることを誓ったのだから、当然にずっと一緒にいなきゃいけないのだけど。。。結構辛い時も無きにしも非ず(苦笑)。

そこでこんなことを考えました(笑)。

違う人たちが集まって、その人たちがその人たちらしく存在できる環境って、めっちゃ素晴らしいと思いませんか? 同じような人間しか存在できない環境は、原始的で、時代遅れだと自分は思います。
だとしたら、違いを認め合える力を養わないと(笑)。

写真は奥行きをテーマに沖縄の友人と行った所から選択しました(笑)。

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