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言葉 【KOTOBA】

「やばい!」

この言葉の意味はご存知ですよね。
「危ない!」とか「まずい!」などの意味があります。

でも、最近違った意味で使われているのはご存知ですか?
その意味とは

「すごく良い!」とか「感動!」などの意味で利用されます。



「危ない!」とか「まずい!」って思ったときの心情を表現してみると・・・
胸の鼓動が高鳴り、手に汗を握ってハッとする感じでしょうか?
この感じ。「すごく良い!」とか「感動!」って感じたときの症状と似てません?

言葉は目に見えない感情や心情を、共通認識にするために例える道具。



モダン。
コンテンポラリー。
ナウい。
トレンディー。

「最新」を表す言葉ですら、ドンドン古くなる。
言葉も歳をとるんですね。



言葉が乱れるとか、若者言葉とか・・・
どんな時代もずっと言葉は若い方が変化させていきます。
それは、言葉に支配された大人たちと。
言葉を支配する若者たちとの違いではないでしょうか。

感情や心情を表現する為に利用する言葉
でも、言葉に感情や心情をはめ込んで生きてしまってませんか?

大人に成る前のほうがリアルに心を伝えていたのかも知れないと「ふっ」と思えました。

  by ecru-societe | 2008-02-16 01:50 | 日記 | Trackback | Comments(2)

Commented by nomusicnolife666 at 2008-02-17 20:12
こんばんわ。
この記事、ワシも同感です。
以前、ジャニーズ系の子がおいしいものを食べて「ヤバイ!」て言ってたのを見て強烈な違和感を感じたんですが、それ以降、うまいもんを食べて「ヤバイ」という若い衆の増えたこと。

一言で「おいしい」といっても、味以外にも食感とか香りとか盛り付けとか、いろいろあるだろうに彼らの手にかかれば、何を食っても「ヤバイ」の一言でしまいです(笑)。
Commented by ecru-societe at 2008-02-17 22:32
●nomusicnolife666さん
感情って言葉がなくても結構連鎖するんだと感じます。
例えば、ニュースなどで目を伏せたくなるような事件に対し、キャスターが怒りをこめて報道すると、事実より感情が先に伝わっていきます。

言葉は感情ではなく、状況や事実や情報を正確に伝えるのが最も重要な役割のひとつなんだとTVなどを見てすごく感じます。

感情の連鎖は良い環境をつくる可能性を秘めている分、戦争などの悪い環境をうむ可能性の秘めています。
本来とらなきゃいけない共通認識は、感情的ではない冷静な言葉によるコミュニケーションの上での認識ではないか?とよく感じます。

感情も大事な要因ですが、「味以外にも食感とか香りとか盛り付けとか・・・」などという事実や状況など感情の触れない部分の共通認識も負けず劣らず大切ですね(笑)。

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