分からないこと
例えば、階段を上ることが今の自分には苦ではないから、手摺りの本当のありがたさに気付くことは少ない。
だから、足が上がりにくい状況を学んだり想像したりしないと、本当の意味での手摺りの必要性を感じることは無い。
何もしなければ今の自分のところからでは気付けないことがある。
例えば、どこに食べに行っても大体テーブルの上に爪楊枝があるが、子供のころは目にも入らないぐらいだった。
シャンプーとセットでリンスやコンディショナーがある理由も子供の頃には分からない。
こんな風に体感・体験してみないと分からないことなんかたくさんある。
だから、今の自分が感じていることは、ほんの一部の環境から知りえた事実であって、ステージが進んだりすると感じ方などが大きく変化していく。
「分からない」ってことは、自分の世界が狭いことの証。
だから、分からないことは分かろうとする。
しかし、どうしてそんなに朝早く起きられるのだろう? 眠くないのかな?とか。
どうしてそんなに政治に夢中になるのだろう? ぼくは何に気付けてないのかな?とか。
まだまだ自分の世界の狭さに気付かされることが少なくない。
昨日もあまりに自分の中に無い世界観に圧倒された(笑)。
3日間では分からないだろうけど、少し時間をとって理解できるまで考えて行きたいと思う。
by ecru-societe | 2009-08-27 09:54 | 日記 | Trackback | Comments(0)