携帯
auへ行くとPLYがありました。
夕飯前に行ったからか何だか美味しそうで(笑)ポップでとても楽しい感じが伝わってきました。
でも、この日の本当の目的はPRISMOIDでした。
いやそのはずだった。。。
角錐台と言う意味のこの携帯。
わたしは機種変をほとんどしません。
今の携帯で事足りているし、正直、吉岡徳仁さんの『MEDIA SKIN』以来欲しいと思える携帯がありませんでした。
確かに綺麗なカタチの携帯や無駄を省いたシャープな携帯が次々に出てきて、また機能もどんどん充実し、技術の進歩が携帯というプロダクトに落とし込まれてきたと思います。
でも、そんなにしょっちゅう(度々)4万円程もするようなモノを、いくら分割払いとは言え買おうと思える程の衝動には襲われず、、、今の携帯は6年ぐらい使っていました。
ほかの事にもっとお金をまわしたいって思ってました。
そこに出てきたのがPRISMOIDでした。
深沢直人さんは未来的なカタチと仰ってますが、自分にとっては極めてスタンダードなカタチと思えて、長く使うわたしにとっては古くも無く新しくも無い普通の携帯がきっとあっているのだと感じていました。
しかし、この日はまだPRISMOIDが店頭に置かれていませんでした。
長く使う上で、もうひとつ大切なこと。
それは『上質感』でした。
みすぼらしいモノをずっと持っているのは嫌ですし、朽ちていく感じに情緒が無いのも長く使っていけない理由になります。
ですので、本物の素材などを用いたものであることもわたしにとっては大切なことでした。
そういった意味では、最初から魅せられている『G9』は気になる存在でした。
G9は一番衝撃が受けやすい部分がステンレスで出来ています。
また、岩崎一郎さんのデザインらしく、その金属が美も放つのでした。
もうお察しの通り、結局、わたしはG9を買いました。
いつもならシルバーのG9を選択しがちですが、今回はグリーンのG9にしました。
その理由はデザイナーズブランドというよりDCブランドっぽさがあるG9。
つまり、カメラのレンズを強固に守る形状を選択しない(?!:笑)といったようなシンプルな形状のためにシンプルさを探求して出来たカタチではなく、そこに優美さがあると感じたからです。
金属を美しく魅せる岩崎一郎さんならではのG9だと感じたからです。
グリーンのG9はステンレスの部分が(絶滅寸前の)クロム鍍金が施されています。
その映り込みの美しいこと。
それが理由です。
6年間ぐらい使い込んだ携帯は娘のおもちゃになりました。
とうとう携帯を買いました。
LIFE>PHONE iida
by ecru-societe | 2009-09-21 09:47 | 日記 | Trackback | Comments(0)