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デザイン

先日、協力会社さんが業界内の動向から考える今後の方向性や協力体制についてプレゼンテーションをしにエクリュへ来てくれた。

国土交通省のデーターなどからお客様のニーズを探り、その結果からお客様への必要なサービスを導き出し、協力会社さんとしてどのような協力体制の準備が出来ているか?というストーリーで話してくれました。

その協力会社さんは、ほぼ毎月、このようにご自分でテーマを決められ、そのことについての社内体制や協力体制、対応などをお話いただけ、とても勉強になりありがたく思っています。



今回のテーマは「視覚情報サービス」というテーマだったように思います。

お客様との共通認識を高めるのに必要な情報は視覚的な情報で、それに対してご協力いただける内容などをお話されました。

そこで使われる言葉に「デザイン」という言葉が何度も出てきました。

「個性的なデザイン」による差別化や「内覧会などでデザインを見ていただく」など「デザイン」と言う言葉が出てきました。



どの業界もそうなのかも知れませんが、、、本当に皆さんはデザインの力を信じていますか?

今回の協力会社さんのお話をお聞きしていて、いたく感動したのは、生き残りや差別化などをかける方法がデザインだという論法でした。

ただ、感動は、デザインを本来の意味で理解した場合にのみ生まれるのもので、デザインを化粧か鍍金か、そんな方向性で捉えて言ってるのなら、、、だから差別化にたどり着かないのでは?と思うのでした。



わたし達はデザインに囲まれて生きています。
デザインに触れない日はありません。

もちろんその質は色々ですが、デザインに触れないではいられません。


例えば新聞のテレビ欄を見る時。
必要最小限の文字数(情報量)で、その番組の特徴などを多くの人に出来るだけ正確に伝えることが考えられています。

これはデザインです。


新聞のテレビ欄で見つけ興味を持った番組をテレビで見る時。
電源を入れ、チャンネルを変える作業をリモコンで行う時、操作を考えずに感覚的に行えている。

それがデザインです。


番組の中でのカメラのアングルや編集の仕方、BGMなど全てがデザインです。


解りやすく端的に伝える新聞のテレビ欄。
何が受信者が解りやすいかを理解できていないと表現できないものです。

リモコンの操作性。
多くの人の動作や感覚を理解して形にしたものです。

番組の製作者が感じていること、視聴者が感じること。
それを一致させていくための様々な表現。

これらは全て相手を理解する必要があります。



デザインがアートと大きく違うところ。
それは相手を意識し理解して始まるところです。

デザイン概論という学問の中で、デザインを定義する上での3要素があります。
「ニーズ」「機能」「美」
この3つの要素を持っていないとデザインとは言わないと学校で習いました。

ニーズとは自ら湧き上がる想いではなく、クライアントやエンドユーザーや自分以外の方々の中にある想いです。



デザインは相手を思う気持ちで出来ているんです。



「デザインで差別化を図る」って言葉の意味が、「見た目の派手さで差別化を図る」って意味ではなく「お客様を想い、理解することで差別化を図る」という本来の意味なら、家をデザインするってことは大きな幸せを生む可能性があって、本来のデザインをする家が増えることで人々が本来の豊かさを得、心が通い合う世の中になっていくのではないかと僕は本気で考えています。

デザインが人々を救う。

もちろん人を幸せにするのはデザインだけではありません。
アートの素晴らしさも芸大へ行ってたので当然に感じています。

アートの素晴らしさは、長くなるのでまた後日お話しするとして・・・

デザインはCO2を沢山発生させずして、多くの人に気持ちを伝えることが出来るコミュニケーションのファクターのひとつだと思います。
そして相手を思うコミュニケーションのその先には、幸せな気持ちが広がっていくのだと信じています。



これが本来のデザインです。

  by ecru-societe | 2009-11-28 17:58 | 日記 | Trackback | Comments(0)

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