シリーズ うちの長女
そして電気メーターの上に巣を作りはじめました。
「夏やなぁ~」そう思い、長女に「ツバメってどこから来たか知ってる?」と聞きました。
『知らな~い』
「オーストラリアの方から来るんやでぇ~」
『へー じゃあきっと疲れてるやろなぁ~』
次の日、ツバメが作りかけていた巣は撤去され、あきらめきれないツバメが付近を飛びまわっていました。
隣の方(オーナーさんのご親戚)が壊してしまわれていました。
確かに、糞でまわりは汚くなるし、昼間はずっとヒナの鳴き声がするけど・・・。
家族となって巣作りをはじめたらいきなり障害に会うのは・・・。
かなり凹むやろなぁ~。
『わーちゃん 掃除してあげるよ』
「優しいなぁ~ わーちゃんは」
「わーちゃんのその優しさを感じてココに巣を作ろうとしたんやろうけど、でも、ココよりいい場所探すよ きっと」
きっと昔はツバメが来たら「幸せを運んでくる」みたいに喜んだのだろうけど、(きっと根拠はあるけど)化学的に証明が出来ないことは信じられない世知辛い世の中で、いい場所を見つけることはどんどん難しくなっているのでしょうねぇ~。
まぁ、オーナーさんの立場になれば、景気もよくない中、原価償却など現実的なことが目の前にあって、大変なんでしょうね(お隣さんいい人なんで・・・)。
今、メーターの上には(福井だけに)恐竜の人形が見張っています。。。
by ecru-societe | 2010-05-19 05:29 | 家族・地域 | Trackback | Comments(6)
ヒナが落ちた時のためですって^^
なるほど! これはまた慈愛深いお話ですね。
ありがとうございます。
しかし、いつも愛は難しいですね。
きっとお隣さんはオーナーさんや住民さんの立場にたっての愛を行動にうつされたんだと思います。
そのために誰かを傷つけたとしても守るべきもののためにって感じだと思います。
慈愛というと・・・
自己責任と言うか、自分で歩んでいける力を育てるということは、本当に難しく、どこまで手を貸していいのかは難しい問題です。
巣を壊す愛。
布団を敷く愛。
それらが全て愛であることは確かですね。
愛のあるお話、ありがとうございました!
ちなみに家にも燕が巣をつくりすでにヒナが孵ってます。今年は外玄関でよかったんですが、去年は一度カラスにやられたら7内玄関に作られてしましました。しょうがないので日中無人の家ですが、玄関全開でした(汗
でも、雛が孵って日に日に育っていくの見るのは楽しいですよ~
守るべきもののためにって 感じの愛も共感ですし、
慈愛 についても共感です。
特に慈愛については、親として子を育ててる時に、感じます。
子どもはいつまでたっても子どもで、大切だから、
手も貸したいし、口だってだしたいです。
でも、グッと我慢しなきゃならない時がくるんですよね、いずれ。
そして、それは早めにしないと、人として自立していけないんですよね。
かといって、余り突き放すのも・・・。
さじ加減が難しいところです。
でも、きっと愛があれば大丈夫。
まずは身近な人に愛を注ぎ、余力がついたら、
愛の範囲を広げていきたいです。
では、往復書簡になりそうですから、お返事は結構です。
エクリュさん、お忙しそうですから。
↑
これも愛
コメントありがとうございます。
現場に巣をつくるのは困りましたね・・・(苦笑)。
危険ですし、お施主様のお家ですからね。
でも、お施主様、優しい方ですね(笑)。
玄関全開も無用心で困りましたね・・・。
カラスにヒナを取られるのも困りますが、家の財産を取られるのも困りますね。
いつも選択は残酷です(苦笑)。
ある心理学者さんが
「愛」は余計なお世話になりがちだから「親切」を考えます。
と仰ってました。
言葉の意味がとても解る気がしました。
親とか子供とか、人とか鳥とか。
概念も結構厄介(笑)。
どこまでもフラットに感じられるような人になりたいと思います。
そうでなくてももしかしたら「愛」の本当の意味が理解できれば、きっと確かに愛があれば大丈夫かもしれませんね(笑)。