長谷川潾二郎
昔は静物画はあまり好きじゃありませんでした。
何だか刺激があまりなくつまらないと感じていたからです。
でも、最近は逆に静物画に魅力を感じます。
歳を取ったからでしょうか?
静かな中に確かにある存在感やメッセージが、ちょうどいい距離感というか、、、
そんな表現が妙に心地いいのです。
上の絵は長谷川潾二郎の絵。
その中でもすごく気に入った絵です。
空気感というか、光の感じというか。
清らかな光や空間を感じます。
このアーティストもNHKの日曜美術館で紹介されていました。
NHKは本当にいい番組が多いですね(笑)。
中々、福井にはいい美術館も少なく、いいアートに触れられる機会も少ないので、こういった番組が貴重です。
長谷川潾二郎の絵では『紙袋』も好きです。
画像が見つけられませんでしたが、見てて心地いい感じがします。
他の絵も距離感からくるものでしょうか?
光の捉え方でしょうか?
ひとつひとつのものがしっかり存在していて、空気感がとても好きです。
ひっそりとある表現が心地いいです。
心穏やかである事を望んでいるのでしょうか?
静物画をみていると、落ち着きます。
by ecru-societe | 2010-08-23 00:00 | 美術 | Trackback | Comments(0)