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ワーキング プア

先日テレビでワーキング プアの特集を見た。

ワーキング プア(working poor)は、正社員並みにフルタイムで働いても(またはその意思があっても)生活保護水準以下の収入しか得られない就業者のこと。直訳では「働く貧者」だが、働く貧困層と解釈される。( Wikipediaより)

最近テレビを観ていて気持ちが重くなるような報道が目に付く。
不安が不安をあおり、こころの鉛色が連鎖しているように思う。
でも、ワーキング プアの問題などに目を伏せていて、表面上の明るさを持続させても、それはそれで意味のないことで・・・。
そう思ってテレビを観た。

あるワーキング プアの方は、アルバイトが禁じられている工事現場でも働き、スベストが降り注ぐ中で解体工事などを経験したことがあるとインタヴューで話していた。

労働基準法の改正により、モバイルなどに登録しておけばバイトをしてくれるような、雇用されない人を派遣する派遣会社が増えたと言う。 それに伴い労働組合も無いその方々を過酷な状況で働かせるモラルの低い会社も増えたと報道されていた。

日本のものづくりが世界の信用を得ているのは、高い労働水準にある。

アメリカのお金持ちのご令嬢は日本車に乗ると、アメリカの友人に聞いたことがある。
その理由は強盗などに襲われた時も故障することなく、いつでもちゃんとエンジンはかかるし、信用性が高いからだそうだ。 ちなみにその友達はNSX(アキュラ)に乗っているといっていた。(どんだけ金持ちやねん!!)

それらも高い労働首位準が可能としている。

安い労働賃金の国は、ものづくりの力も不足している。
「安かろう悪かろう」である。

しかし、このように日本もものづくりを軽んじ、労働賃金をドンドン低下させることは、長い目で観れば日本の為にならないと自分は思う。

それは自分がものづくり業界のはしっくれにいて痛感することである。

自分達は設計し、管理をするが、実際モノをつくってくれるのは職人さんだったり工場で働く方々だったりする。
その方々が労働意欲を失うような環境だと、どんなに素晴らしい図面を描いても、どんなに素晴らしい管理システムを駆使しても、素晴らしいモノは出来上がらない。

日本のものづくり。
ちょっとまじめに考えないと競争力を失う結果になってしまうのかもしれない。
ワーキング プアはそんな今の日本への警告とも受止めることができる。

  by ecru-societe | 2007-06-26 00:32 | 日記 | Trackback | Comments(0)

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