人気ブログランキング |

サッカー

自分「どうすれば丈夫な体とこころをつくれるんや?」
   「何でそんなに体がよわいんや?」

長男『分からん』

「お前ちゃんと残さずご飯食べてるか?」

『食べてる』

(ウソつけ!)
「ちゃんと早く寝てるか?」

『寝てる』

(ウソつけ!)
「規則正しい生活を送ってるのか?」



うちの長男は昨日、サッカーの練習を休んだ。
理由は運動会の練習中にやや熱射病気味になり、もどした為、大事を取って休ませたらしい。

実はこの日の前の晩。
長男はDS(ゲーム)を布団の中でしていて、夜遅くまでこっそり起きていた。

長男のチームは今、大事な時期にきている。
特に長男はU-10(アンダー10)とU-12の試合(現在1次予選真っ最中)に出ている。
その長男が練習に参加できないのは、試合にもかなり影響するはず。

試合にも出れなくても、必死にグランドを走っている他の選手たちを思うと、長男の不真面目な日常が恥ずかしかった。

b0097729_9134983.jpg


「お前が練習で欠けたら、チームはどうなるねん?」
「お前とのコミュニケーションが図られんままやとチームに迷惑かけるんちゃうか?」

『うん』

「お前はチームのために何が今出来るねん?」

『分からん』



練習を休んだ長男は休養をとるわけでもなく、宿題をするわけでもなく、はだかでゴロゴロしながらテレビを見ていた。。。



「そんなチームのために何をしたらええのか分からんのか?」
「そんな奴がチームにおったら迷惑ちゃうか?」

『うん』

「次の試合も監督の頭にはお前が選抜メンバーとしておるんとちゃうか?」

『たぶん』

「だったらチームのために何をしなあかんねん!」

『わからん』

「そんなん分からへんかったら、もうサッカー辞めた方がええんとちゃうか?」

『いやや!!』

「それやったらどないするねん?」

『わからへん』(泣)



しばらく考えさしたが、本人からはいい回答が出なかった。
そして結局辞めることでしかチームの為に出来ることは無いと本人が判断した。

注:自分はこの判断は正しくないと思う。
  チームの為に辞めるという奴はエゴイストだと思う。
  それはチームの為に何が出来るのか考えたくないから辞める。
  考えるのがしんどいから辞める。
  本人も気付いていない深層心理はそういう意味だ。
  だから偽善だと思う。


しかし、それも含めて本人が判断したこと、残念だが今はこのことを気付く時期じゃないのかもしれない。
そう思った。
本当のことを言うと、自分はもっと頑張って欲しかった。

そして、監督の下へ本人を行かせた。

b0097729_9433296.jpg


独りで行かせた。

でも、こっそりあとをつけた。



監督「それはお前の気持ちなんか?それとも親に言われたんか?」

長男『お父さんと相談しました』

「俺はお前の気持ちが聞きたい」
「何でお前泣いてるんや?」
「ほんまは辞めるのが嫌なんとちゃうか?」

『はい いやです』
『でも体が弱いからチームに迷惑がかかるし・・・』

「チームの誰かがそんなこと言うたんか?」
「おれはお前が辞める方が迷惑なんやけど、だれかそんなこと言うたんか?」

『いいえ』

「なんや、お前が勝手にそう思ってるだけか?」
「じぁ聞いたろ」


「ちょっとみんな集まれ!!」


「ヨコヤンが、体が弱いことで皆に迷惑がかからん様に辞めるって言うんやけど、こん中で迷惑やと思った奴いるか?」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「それやったら、ヨコヤンとこのチーム一緒にやりたい奴はいるか?」

チームのみんなが手を上げる。
コーチや父兄も・・・。


「分かったか?誰も迷惑やと思ってない」
「じゃあお前どうする?」
「一緒にサッカーするか?」

『はい!』(号泣)

「後は自分でお父さんとお母さんを説得しろ」
「解ったか?」

『はい!!』(号泣)

b0097729_958798.jpg


自分は監督のところへ行って何度もお礼を言い。
コーチやご父兄に挨拶をして、長男と帰って来ました。

しかし、長男は幸せ者です。
多くの人に必要とされて。。。
いい人・いいチームに恵まれて。。。



サッカーって本当にいいですよね。



この日の晩、家内のケータイのメールが鳴り止まなかったのは言うまでもない。。。

  by ecru-societe | 2007-09-12 10:01 | 家族・地域 | Trackback(1) | Comments(2)

トラックバックURL : https://ecruarc.exblog.jp/tb/7431704
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Tracked from Sayakaのスポーツ情.. at 2007-09-12 22:42
タイトル : 日本対カタール戦 北京五輪アジア最終予選
1-0で日本が勝利 順位も日本が首位... more
Commented by じじ at 2007-09-12 14:03 x
準備をする大切さ
規則を守る大切さ
それらから我慢の大切さを学ぶ

連帯感、責任感、全体を意識する目
極めて大切である

いい勉強になった

まだまだ解らないとは思うが、学ばなければならない
これが、指導者になる条件の一つでもある

「本当のチーム」に、何が必要であるかが解り、
何ができるかが出てくる
まだまだムリで、気付くには早すぎる
しかし、頑張っている「仲間」にと考えるなら
何かが見えてくるかもしれない

体は弱くても、強い気持ちを持つことはできる
「仲間」を思う心が芽生えれば強い気持ちも生まれてくる

やっぱりスポーツはいい
スポーツをやる人はいい

サッカーは、生きる道を教えている
私も、仕事におけるチームプレーの例えにサッカーを使った
それは戦略的なことだけれど、心に繋がり、仲間になる
それがチームというものだ

ありがたいことである
涙が出るよ
暖かい心を、心意気に変えて、身と心を整えよ

例え、練習ができなかったとしても「仲間」の応援に駆けつけよう。

きっと、大きく成長したと思うよ。



Commented by ecru-societe at 2007-09-13 10:33
●じじさん
素晴らしい人やチームに恵まれ、幸せ者だと思います。
子供たちには、学校というコミュニティーでは少し大きすぎて解らない事(学べないこと)も、このジュニア・フットボール・クラブ(JFC)で学んでいると感じます。

学校もそうですが、JFCでも『自分で考える』・『個人の尊重』を重んじて指導を進めているように感じます。

例えば、自分が子供だった頃は答えが用意されていたと思います。
「先生が正しい」に代表されるように、絶対的な答えが用意され、それを皆で守ることが必要だったと感じます。
でも、例えばJFCでは、サッカーのプレー中でも「ヨコヤン! 何個の選択肢があった?」とかいう風に、正しいことがひとつではなく、自分が選択肢を探せなかったり、選べないことが練習不足だというような指導の仕方をされていて、「何でサイドにふらないんや!」などと大人が答えを用意しません(父兄は別ですが・・・)。

素晴らしい教育を、しかし高度な教育を受けています。
その高度さにまだまだ子供たちは戸惑い、大人の正を上目遣いで探している感じは否めませんけど(笑)
そのうち解ってくれると思います(父兄も・・・)。

<< 故障 運動公園 >>

SEM SKIN - DESIGN by SEM EXE