サプライズ
こんなに驚いたのは久しぶりだ。
今日は家内と夜のドライブへ行った。
ちょっと真剣にコミュニケーションを取りたい時、気分を変えるため外で話すようにしている。
そうすると客観的に物事が観えたり、冷静になれたりするからだ。
今日も家内と話をゆっくりとすべく、清水町のグランドの駐車場に車を止めた。
熱い缶コーヒーを2本買い車に戻ると、色々思うところを二人で話した。
話はいい感じで進み、次回はラーメンでも食べながら話をしようか?と相談をしていたその時。
家内の携帯が鳴った!!
着信は家(長男)から。
「こんなに遅くに目を覚ましたのはどうしたんだろう?」
そう思い電話に出ると、長女が泣いていると言う。
長男にしばらく長女のそばにいてもらいたいこと。 直ぐに帰るから待っててほしいことを伝えると、急いで帰宅の途へ・・・
農道を北へ走って、清水町の8番ラーメンとファミリーマートを過ぎ、しばらく行くと町営住宅がある。
そこはちょっと小高い丘になっていて、松などの木が覆い茂っている。
その場所へ差し掛かったとき、
30Mほど先に左の茂みからから右へ飛び出す獣を発見!!
慌ててクラクションと急ブレーキをかける。
その間も1匹・2匹と道路を横切る。
制動距離が伸びる。
3匹・4匹・5匹目の時!!!
ドン!!(この途中も6匹目通過・・・)
軽い衝撃と共にラジエターの吸気グリルのネットカバーが宙を舞う。
獣は右車線へ約45度の反射角ですべり、歩道との境の柵に激突。
動かない。。。
その獣はイノシシ
死んだかな?
ブレーキはギリギリ間に合わなかったけど、そんなにきつくはあった感じはなかったんだけど・・・
そうだ!
長男が待っている。
とりあえず帰らないと・・・
イノシシを置き去りに、家に帰ってきた。
家に帰ると長男が長女をなだめ終え、二人で笑顔で話をしていた。
「ちょっと聞いて欲しいねん」
「この帰りにイノシシをひいてん」
「イノシシ。どうなったか解らんから、今からみんなで見にいかへんか?」
『行く!!』
そこで再び家内と長男と長女とイノシシをひいた場所に向かった。
そこへ行くとイノシシの姿はなく。。。
血痕もない。
あるのはブレーキの痕跡と、割れたネットカバー。
「良かった。。。気絶してただけか。。。」
「衝撃は少なかったもんな」
そして帰宅の途へ、今度はゆっくり帰ってきた。
しかし、驚いた!!
by ecru-societe | 2007-10-25 00:43 | 家族・地域 | Trackback | Comments(0)