人気ブログランキング |

建物の寿命

b0097729_23235787.jpg1987年~2007年。 たったの20歳。
この写真はKPOキリンプラザ大阪。
ひっかけ橋こと戎橋の袂にあった高松伸先生設計の建物です。
ランドマークビルで子供の頃から待ち合わせなどによく使いました。

もう無くなってしまうんですね。。。

大阪と言うと心斎橋そごう(そごう百貨店大阪本店)も1935年に村野藤吾先生が設計した代表的なモダニズム建築でしたが、2003年に取り壊し。 68歳でした。

100年はもつ建物の寿命。 でも、その前に経済的理由など耐久性ではない部分で歴史的に貴重な建物が取り壊されています。

わたし自身、慣れ親しんだ思い出深い大阪の風景が消えていきます。


b0097729_23392967.jpg


写真は法隆寺。 607年に創建とされている。 世界最古の現存する木造建築。
この近くに住んでいた(笑)。

670年に火災で全焼したと日本書紀に記録されており、現存する東院伽藍が738年と最も古い。
その年、なんと1270歳。

わたし達の先祖は、古いものを大切にしてきたんですねぇ~。

b0097729_23495241.jpg


技術も進歩し、より自然の猛威にも抵抗できるようになったのに、、、貴重なモダニズム建築やポストモダン建築が全国で姿を消していきます。

目新しいモノや煌びやかなモノばかりに目を奪われる、ずっと持っていた大切なこころや想いなど目に映らないものを信じられなくなった、、、そんな現代のわたしたちの犠牲に、モダニズム建築がその生涯を閉じているように感じます。

本当は最も大事なことは『続ける』こと。 『伝える』こと。

忘れないで欲しい。。。
消えないで欲しい風景。。。

  by ecru-societe | 2008-02-26 00:00 | 住 (建築・インテリア) | Trackback | Comments(0)

トラックバックURL : https://ecruarc.exblog.jp/tb/8095851
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。

<< 好きこそモノの上手なれ ほんとは住み手が主役 >>

SEM SKIN - DESIGN by SEM EXE