ライブ
休みもなく、家のことをほったらかしで、、、家内としてはきっと日曜日にわたしが遊びに出るのは面白くないだろうけど、何も言わず(見送りもせず:笑)家を出してくれました。
もちろん、家内の毛穴からもれる多少の殺気を背中で察知できないほど鈍感なわたしではありませんでしたが・・・。 今日はわたしの中では、行かなくてはなりませんでした。
そのライブの中の曲で、あるエピソードから流れるようにできたという曲。
『Stay with me』がありました。
そのエピソードとは、、、
今日のようにライブをしていたら、ある人が寄ってきて
「すぐ近くで結婚式をするからその会場で歌を歌ってくれないか?」
と言われ、快くお受けしたら、実は新郎は余命2ヶ月と宣告され(新郎自身は知らされていない)、それを承知で新婦は新郎との結婚を決意された、まさにその結婚式が執り行われようとしていることを知り、そしてその会場で歌ったというエピソードです。
そのMCを聞き、その新婦がなぜ余命2ヶ月の新郎と一緒になることを決意したのか?がすごく気になりました。
「結婚」ってなんでするんだろ?
一生一緒にいるため。
ずっと一緒にいたいから。
もちろん、カタチあるものに永遠なんてないから、時間は限られていることは知ってるけど、
2ヶ月と解って結婚するのは、、、
そんなことを考えてました。
そして、毛穴から微量の殺気を出していた家内のことを思っていました。
限りある時間を思えば、申し訳ないと・・・そして、限りある時間を思えば、尊く思えました。
ただ、2ヶ月の期限を言い渡された結婚に、新婦は何を思い、結婚をどのように捉えられたのかは、解らないままで頭の上を曲が流れていました。
最後の曲になりました。
その曲は『ありがとう』とう曲でした。
その曲を聴いていて、新婦の気持ちが少し解りました。
きっと新郎に対しての『ありがとう』の気持ちの表現が『結婚』というカタチだったんじゃないかと、、、そう感じました。
そして、毛穴から微量の殺気をかもち出す家内に、手遅れになる前にありがとうを伝えないと・・・。 そう思いました。
どうやって?!
風呂掃除?
皿洗い?
そんなことをひとり考えさせられた今日のライブでした。
by ecru-societe | 2008-09-08 00:55 | 音 | Trackback(2) | Comments(4)
気付けても行動に起こせないといけませんね。
『気持ちを察する』って美しい日本の文化も、情報や価値観の多様化の一方で衰退し、気持ちは実際に言葉やカタチに置き換えないといけないようになっています。
自己表現を性格にできないといけなくなってます。
『ありがとう』を性格に家内に伝わるようなカタチを検討したいと思います(笑)。
あの唄の瞬間、それぞれの人の中でまたそれぞれの感じ方がたくさんあったのでしょうね☆
奥様には「ありがとう」は言えましたか?☆彡
また兄のライブが行われる際には、皆様でお越しくださいませ☆
ご心配おかけしてます(笑)。
家内にはまだ、具体的に「ありがとう」と伝えられていません。
計画はあるんですが、実行できてません。
こちらこそありがとうございました。
あの唄。 みんなそれぞれ心動かされたと思いますよ!
Lちゃんもおかしくなってましたもんね(笑)。
そしてみんな(音楽会のメンバー)の音楽へのベクトルがより強くなったと感じました。
こちらこそ、本当にありがとうございました!