家内の祖母

今日は家内の祖母のお葬式。
昨日はあまりに少なかった家内の祖母との時間を、ひとり、思い出していた。

今年の盆。 実家へ帰郷した際に、祖母の体調があまり体調がよくないとのことで会いに行った。
伺うといつもキッチンから色々食べ物などを運んでくれた祖母が、「少し疲れたから横に成らせていただきますね」と言ってベッドに横になる他は、言葉も眼力も握力もしっかりなさっていたのでかなり体調がよくないとの情報は間違いじゃないかと思うほどだった。

しかし先日、祖母は亡くなった。

お盆にお会いした時、わたしと家内が祖母に呼ばれ、
「あんた達は本当に素敵な夫婦や!」
と言われた。
その時は、何でそんなことを急に言うのかが解らなかった。



家内と一緒になった頃の今より若輩者のわたしは、何でも自分で出来ると思っていた(何にも自分でしていないのに・・・)。
自分のことしか考えない、ものすごく世界の狭い人間だった。
結婚の時も多くの人たちに迷惑をかけ、顔に泥を塗った。
自分達で勝手に籍を入れ、勝手にハワイでの挙式を決め、家族ですらコチラから誰も誘わず勝手に結婚した。
カタチを無視し、結納も何もかもせず、自分だけのルールを押し切った。
ほとんどの人がそんな二人を心配に思っただろう。
それどころか貶しても貶しても気が晴れない人もいたんじゃないかと思う。

でも、祖母はいつもわたしの見方だった。
そしてこの夏、「あんた達は本当に素敵な夫婦や!」とわたしと家内の手を握って嬉しそうに言ってくれた。

今になって思うと、祖母は家内を本当に愛していたんだと思う。
誰よりも家内のことがわかっていて、誰よりも家内のことを愛していたんだと思う。



愛するとは・・・
愛する人がした選択すら愛するということだと、祖母から言われていることに今日気付いた。

愛するとは・・・
愛する人がした選択の結果、表面上に(一般的に言う)良くないことが現れても、その先にきっとある輝かしい未来を信じてやれると言う事なんだと思う。
例えヤギモギした気持ちになっても「まだ、ちゃんと愛せていない」と自分を戒め、信じて見守り続けると言うことだと思う。

「あんた達は本当に素敵な夫婦や!」との祖母の言葉は、孫娘を真に愛しているという証だったのだと、今日気付いた。
どうしようもないちっぽけなわたしの見方をし続けてくれたのも、そういうことだったのだと、今日気付いた。

祖母の愛の大きさに今日気付いた。

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  by ecru-societe | 2008-10-28 00:00 | 家族・地域 | Trackback | Comments(0)

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