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2006年 07月 26日 ( 2 )

 

敷地選び

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家を建てるにあたって、何処に建てるかは皆さんすごく悩まれます。

どこのコミュニティーに属するか?
学校区は?
ショッピングセンターは?
病院は?
交通手段は?
価格は?
洪水があってからは、水は付かない?ってご心配も増えました。

様々な要因を検討されます。

しかし、皆さんが結構忘れられていると言うか、気付かれていないと言うか。。。
そんなファクターがあります。

それは地質です。

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地面の硬さは基礎よりも基本的なことなので、とても大事です。
建築基準法でも建築を行う場合の地盤調査を義務付け、地盤と建物のバランスを図ることを意図しています。

しかし、この部分の法律はまだ新しく、業者さんによっては『自分達は昔っからこうしてるんだ!』と建築基準法の意図を無視して施工される会社も少なくありません。

わたし自身も体験した阪神大震災後、構造に関しては多く見直しがかけられています。
その確かな知識を付けていただきたいと今日は建築に関係のあるまじめな話を書きますね(笑)

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木造住宅を建てるにあたって最も一般的な地質調査の仕方はスウェーデン式サウンディング試験(略してSS)という試験方法です。

ビルなどの建築にはボーリング試験にて地質調査を行いますが、SSはもっと簡易でコストも安くで出来る為、建物がそんなに重たくない木造住宅の場合は、このSSにて試験をします。
それにより地面の硬さ(地耐力)を出します。

だされたデーターから基礎の種類や地盤改良の種類を決定し、不同沈下が起こらない様に検討します。


木造住宅の場合、大きく分けて6種類の地盤対策がありますのでご説明いたします。

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1.良好な地盤の場合
良好な地盤とは1㎡あたり5t以上まで耐えることができる地耐力を有する地盤を言います。
この場合は幅450mm程度の布基礎が適しています。

最近は湿気や防蟻を理由にベタ基礎を標準とされている業者も少なくありませんが、ベタ基礎は重たく、またコストもかかります。

2.やや良好な地盤の場合
やや良好な地盤とは1㎡あたり3t超え5t未満まで耐えられる地盤を言います。
この場合は幅600mm程度の布基礎がお勧めです。

3.やや軟弱な地盤の場合
やや軟弱な地盤とは1㎡あたり3t程度まで耐えうる地盤面を言います。
この場合はベタ基礎をお勧めします。

4.軟弱地盤ケース1
1㎡あたり3tを絶えることが出来ない地盤で、やや良好な地盤が2M未満地下にある場合。
この場合は表層改良工事を行う必要があります。

表層改良工事とは、2M未満の範囲にある軟弱な地盤にセメントを混ぜて硬くし、その下にある良好な地盤とあわせて建物の重さを耐えるために行う工事です。

5.軟弱地盤ケース2
1㎡あたり3tを絶えることが出来ない地盤で、やや良好な地盤が2M以上8M以下の地下にある場合。
この場合は柱状改良(φ600)などの地盤補強工事を行います。

φ600の円柱状にセメントを混ぜ、3~5t/㎡までその柱状の改良土にする工事です。

6.軟弱地盤ケース3
1㎡あたり3tを絶えることが出来ない地盤で、やや良好な地盤が8Mを超える地下にある場合。
この場合は鋼管杭打設を行います。

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まとめ

●表層改良●
表層改良は2M程度までしか有効に働かない地盤改良工事です。
また、支持層(3~5t/㎡)が水平でない場合にも適さない改良工事です。
比較的コストが安くで出来る為、多くはこの工法で改良されますが、上記を満たしていない敷地で表層改良を行っても何十万もドブに捨てているのと同じことになりかねません。
専門工事業者でなくても出来る工事であるため、様々な業者が表層改良工事を行っていますが、地盤の知識があやふやな場合もあるので専門工事業者で施工することををお勧めします。
専門工事業者の場合は地盤に対する保証が出る業者もあります。
いい意味でも悪い意味でも、値段は値段です。

●柱状改良●
柱状改良は2~8M程度下に支持層がある場合に用いられる地盤改良工事です。
特別な重機がいるため、専門工事業者しか施工することが出来ず、表層改良に比べてコストが多くかかる場合が多いです。
こちらも地盤保証が出る業者もあります。

●鋼管杭●
8Mを超える深さに支持層がある場合に用います。
この工法も専門工事業者でないと施工することが出来ません。
こちらも地盤保証が出る業者もあります。


地盤改良工事(地盤補強工事)は何十万から百何十万と非常にコストがかかる工事です。
また表に見えてこない為、残念な工事とお考えの方も少なくありません。
しかし、家は『安心』を得ることの出来る最も大切なスペースです。
その足元がぐらつくのではその安心さえ得ることが出来ません。
建物の構造をシッカリさせるのと同じように重要なことなので、残念とか思わずキッチリと安心を得てください。

このように、敷地選びの1つのファクターであっても専門的知識がかなり必要です。
Ecru Societe では土地に関するご相談も受付けております。
土地探しでお悩みの方などございましたら、遠慮なくご相談いただけますよう、よろしくお願いいたします。

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  by ecru-societe | 2006-07-26 18:00 | 住 (建築・インテリア) | Trackback | Comments(2)

福井でぇーす!

キリンビールのCMで『福井でぇーす!』とテレビからの声!!
振り向くと『香川でぇーす!』『高知でぇ~す!』と。。。

また福井を見逃した!!

そんな人多くないですか?!
お酒が飲めないわたしでもすごく気になってます。。。

じゃあ、今日はお教えしましょう。
福井が何なのか?!

それはこちら ⇒ http://www.kirin.co.jp/brands/ureshii_shokutaku/nippon_umai3/index.html

ご確認ください!!

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  by ecru-societe | 2006-07-26 00:00 | 日記 | Trackback | Comments(2)

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