人気ブログランキング |

2006年 09月 11日 ( 1 )

 

コミュニケーション

「封建的な考えが横行する世の中」ってきくと多くの人が悪いイメージを持つのではないでしょうか?

個人の自由や権利を許さないといった意味合いがあるからでしょう。
しかし、封建的な社会はいいところもあるように思います。
それは、多くの人々が共通の認識を持つことが出来る。 つまり、ルールがあるということです。


例えば、長男であるだけ様々な権利と責任を有するといった考えがありますが、その『様々』が何も言わなくても多くの人々が共通の認識を持っている状態にあるってことです。
長男は親の面倒を見なくてはならない。
長男は家を継がなくては成らない。
長男は墓を守らなくては成らない。

などなど様々な概念が共通に持たれているのが封建的な社会の特徴ではないでしょうか。



なぜいいかと言うと、もめ事が少なくなります。
そこにはギモンが存在せず、決まりが存在するだけです。
決まりが善悪を示してくれるので、意見の不一致など存在しません。

人がもめない = 戦争の無い世の中
になります。 理想です。



最近の日本は価値観の多様化などと言われ、封建的な考え方が崩壊しつつあります。
年上なだけでは尊敬されず、父親であっても尊敬されない場合は多々(笑)
一昔前の日本人の思考にはありえない風景ではないでしょうか?

現在の日本人は精神的な個人の自由は権利を得たのでしょう。
憲法の『基本的人権の尊重』がその象徴でしょうか?

その為、「長男であるから家を継がなくては成らない」って考え方も否定できる環境になりました。
そもそも『家』って何だ?!って思考すら生まれてきます。
ちなみに民法上は『家』という考え方はあるものの、長男であることで多くの権利や責任を有すると言う考え方はありません。

例えば、相続権も長男・次男の間ではフィフティー・フィフティーです。

社民党の訴える夫婦別姓などは『家』という考え方も否定したものです。

すごく自由で、伸び伸びとした環境を感じるのでは無いでしょうか?



しかし、社会の中で生きていく以上人とかかわって生きていくのは当然ですし、人は一人では生きていけません。

封建的な社会では、一定の暗黙のルールがありましたが、法律はあるものの考え方などはある程度の自由を与えられている現在では意見の違いが確実に生まれてくる環境です。

例えば、『長男は親と一番長い間いたのだから、親の面度は長男が見なければならない』という意見があり、そうかと思うと『次男は私立の小学校・中学校・高校・大学と進学し経済的にはかなり親に負担を掛けた。 その点長男は6・3・3・4年間ずっと公立だったため経済的負担は次男の1/4以下である為、次男80%・長男20%の負担を負う必要がある』と言う意見があったり、『面倒とは何たること!! お世話になった恩返しは誰がするかを議論するものではない。 お世話になったと感じている人が恩返しをしたいと言う気持ちの問題であり、面倒とは何事だ!!』という意見もある。

どれが正しいか?!(笑)



私達は思想・信教などの自由を約束した瞬間から当然に多様化する思考を話し合うことで調整を図ったり、あらたな思考を生み出したりすることも約束したことになるのだが、、、そのことに気付いていない人は少なくないように思うのです。


封建社会を捨て、民主主義に生きる私達は、コミュニケーション無しには生きていけないのです。


「コミュニケーションが苦手」なんて言ってないで、些細なことから隣の人に伝えていってください。
「おなかすいた」でもいいです(笑)
考えが多様化する現在は、伝えないと伝わりません。
あなたの声を聞かせてください(笑)

  by ecru-societe | 2006-09-11 00:29 | 日記 | Trackback | Comments(0)

SEM SKIN - DESIGN by SEM EXE