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2016年 01月 07日 ( 1 )

 

四十九日。

明日は母の四十九日。

今日は母が亡くなる前に、母と話した事を思い返していた。

癌がわかったのは、二年前の夏。
母は震える声で僕に電話をしてきた。

僕は両親から評価されていると思った事は無い。
だから母が最初に僕のところに電話してきてくれたのは意外だった。

母はよく子供の頃の僕に「心臓に毛が生えている」とか、「おばあちゃんに似て、神経が図太い」と無神経である指摘をしていた。

今回も動じない僕に言いやすかっただけだろうと思った。

その後も、事ある度に電話をしてきてくれて色々な話をした。
そしてなんと奈良から僕のいる福井に引越ししてきた。

それから母が入院するまで、我が家はたくさんの草花が活けられ、掃除が行き届き、暮らしが華やかになった。

昨年の夏、母は入院した。

その頃から更に仕事がほんと忙しくなり、中々母に会いに行けなかったけど、電話やメールで話をした。

いつも母に伝えていたのは、「どんな時も自分らしくあること」と「どんな時も淡々と着々と生きてくこと」
焦ったり不安に捉われず、周りに振り回されず、生きて欲しいと僕は思った。
いや、僕自身がそう生きたいと願っているのかな?

出来るだけ時間を見つけては、病院に行き母と話した事は、とても大切な思い出。

最期の瞬間も、僕が仕事から帰って来るのを待っていてくれた。
「ただいま!」と僕が病室に入るのを確認して、息を引き取った。

明日は母の四十九日。
いよいよあの世に出発するんだね。

大学時代からの友人が言う。
「俺なんかオカンに褒められる為に生きてきたみたいなもんや!」

最期の最期に僕は母から評価を得たのかもしれない。

明日は母の四十九日。
今日はもう少し、母との思い出に浸っていよう。




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  by ecru-societe | 2016-01-07 11:56 | 日記 | Trackback | Comments(0)

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