自分が高校生のとき、友人のお兄さんがナイフで刺され亡くなった。
メンチを斬ったと言うのが刺した理由。 残念で仕方ありません。。。
小学6年生の頃、1年下の子が近所の公園でタバコを吸っていました。
大人もまわりにいましたが、誰も注意することが出来ませんでした。
自分は奈良に住んでしました。
奈良県は大阪府のベッドタウン。
文字の通り寝に帰ってくる街です。
大阪の中心街は土地の値段が高く、中々土地を購入できません。
その為通勤圏内(1時間30分:東京では2時間)に住宅地が広がりました。
鉄道を引き、山を切り開いたり、田畑を埋めたりして新しい街が今でも出来ています。
ずっとそこに住んでいはわけではなく、あちらこちらの地域から人が集まって出来た街。
自分も大阪から引越してきました。
都会周辺にコミュニティーが希薄なのはその為。
知らない人ばかりが街の中に住んでいます。
「知らない」と言うことは「怖い」と言う感覚を引き起こします。
だから小学5年生の子の喫煙を大人が注意できないのです。
また、恐怖のあまり相手を殺めてしまうのです。
あってはならないことなんですが。。。
福井に越してきた時、すごく不思議で羨ましい会話がありました。
それは父兄がお子さんが通う学校の卒業生であることを地域の方が話されていたのを聞いたときです。
お父さんは息子さんの父親であり先輩なんだ。。。
そんな当たり前のことをすごく実感しました。
家族みんなが同じ土地で生活している。
勉強も仕事も家事も遊びも同じ地域内でしている。
そのことが自分は本当に不思議で、そして感動しました。
これがコミュニティーなんだ。。。
そして福井に来て子供を育てていくことに安心し、感動しました。
子供は地域で育てるんだ。。。
しかし、周りの父兄の方の声は違っていました。
これといって実感は無いにしろ、何となく不安を抱えておられました。
FM福井でも「子供を取り巻く安全環境が悪化しています!!」みたいなCMが流れています。
自分は小学生低学年の時(大阪の千里山に住んでいました)、梅田(大阪)まで父を迎えに弟と2人で行ってました。
きっと今じゃ考えられないんでしょうね。
でも、どうしてこんなことになってしまったのだろう!?
本当にそんなに悪い人が増えたのだろうか!?
自分はこう思います。
他人を信用しなくなった人が増えたからだ!!
信じることの大切さ。
信じることの大切さを多くの人にもう一度考えてもらいたいと感じている。
小泉前首相が好きな言葉に『無信不立』という言葉がある。
信じること無くして何も成り立たないと言う意味だと自分は考えている。
全ては信じるところからはじまる。
『信』
その言葉。 とても大切な言葉。
もう一度考えてもらえないだろうか?