昨日は地域のお祭りがあり、家族総出で朝からずっとお祭りに参加していました。
地域の方々や学校の出し物を見たり、模擬店で買い物をしたり、地域の人たちと触れ合ったり、トン汁やお餅が振舞われたり、関西では体験したことの無い身の丈のお祭りを楽しんでいました。
そんな心地よい地域の環境に触れながら、ボーっとこんなことを考えていました。
引っ越してきたのはもう7年以上前のことで・・・
すっかり忘れてしまいそうなそのときの記憶に『カギをかけない人々』という疑問がありました。
自分は7年経った今でもからだが覚えている記憶からは逃れることが出来ず、家に帰って玄関ドアを入ると自然にチェーンまでロックします。
そのスピードは1秒も必要ではありません。 2ロック+チェーンを必ずします。
しかし、福井の友人は家にいると必ずといっていいほど家のカギをしていません。
このことがすごく不思議でした。 (今は理解できるけど・・・)
もっとビックリしたのは止めてある車のほとんどがロックされていないことです。
こんな状態だと『車を持って帰ってください』と言っているのと同じじゃないか!!。
そう思いました。 (これを読んだ泥棒さん。福井の方々の『信』を壊さない為に、福井に車を盗みに来ないで下さい。人が人であるために大切なことなんです。福井では車を盗むだけではなく、心を壊すことにつながることを知ってくださいね。)

自分はそのことから福井では性善説にたってものごとへの行動などが決められ、関西では性悪説にたってものごとへの行動などが決められているのだと感じてきました。
しかし、このことはどちらの地域でもひとりひとりが自覚してそうなっているわけではありません。
なんとなく、そんな雰囲気の中にあり、考えてではなく、どちらかというと風習的に行動などを選択しているに過ぎないことに最近気付きました。
だから、福井の人たちが、福井の素晴らしさに気付かない。。。
まぁ、この環境が普通だと言っている福井の人が本当に素晴らしいんですけどね(笑)。

そんなコト、そんな環境、そんな風習的なモノをつくり上げているのは、こうしたお祭りや、あいさつや、本当に特別ではないかもしれない福井の人たちが普通ということにあるのだと。。。
お祭りに参加しながらボーっと考えるのでした(笑)